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朝に萌を聞かば 夕に悶え記すとも可なり
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うっとり、ひやひやしながらフィギア観ましたv
明日のフリーも観なければ!
でも、かじしりつくように観ていると23時近くになるから難点ですよね。
更新の時間が削られていく・・・・・・!<書けよ

それにしても家族のネーミセングセンスは、いかがなものか。

・ブンブン娘
・「ねぇこれ観て!」の(深夜通販の女性みたいな)子

とある注目選手達のあだ名ですよ。
想像つきますかね?<無理


唐突に鳴ゴウが書きたくなってしまって、以下においておきました。
後編も短くできるように頑張りますv










「たまには俺の愚痴を聞けよ」
「・・・・・・飲み過ぎだって」
「出し惜しみする気か?」
柄も悪く睨んでくるのは、あろうことか目付役だった。
事務所も少年も寝静まった月夜。
こっそり帰ってきた鳴海は、照明も絞り、いそいそとコップを出した。
今夜は、漸く手に入れた秘蔵の酒で一晩を明かそうと思っていたのだ。
それなのに。
音もなく入ってきた二つの翡翠に、声をかけられたのだった。
黒猫の愚痴だと?
長くなる。
絶対長くなる。
鳴海は、勘弁してくれと溜息を吐いた。
「猫ってアルコォル大丈夫なの?」
「知らん」
「・・・・・・おい」
「俺は猫じゃない」
「・・・・・・ライドウが悲しむよ」
杯に注ぐ仕草の向こうで、微かにゴウトが戸惑っていた。
ふぅん、なるほど。
「ライドウが何かしたの?」
「・・・・・・何でだよ」
「ゴウトってさ」
一口煽って鳴海が笑う。
「わかりやすいよ」
「そうか?」
「うん。女の子だったら口説きたい」
「残念だったな」
「まぁライドウがいるし。邪魔できないけど」
「う、五月蠅い」
弱々しい反論。逸らす視線。
面白くてたまらない。
ぴちゃぴちゃと酒を舐める仕草には、やに下がってもしょうがないだろ。
ああ可愛い。可愛いよ。
「ゴウトさぁ。人間の姿になってよ」
「無理だ」
「じゃあ、俺の躰を貸してやろうか?」
「・・・・・・は?」
ゆったりと足を組んで、鳴海は翡翠を誘う。
酩酊のような視線の交錯。
沈黙の後に開かれた唇に、鳴海は微笑した。

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