朝に萌を聞かば 夕に悶え記すとも可なり
カレンダー
ブクログ
最新記事
最古記事
カテゴリー
ブログ内検索
最新トラックバック
プロフィール
HN:
タカシ
性別:
非公開
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
どこで自分をリセット&リフレッシュさせるかが問題だなぁと思います。
最近、やる気とパワーがダウンしているのでね!
どうにかせな!
たまたま借りたボサノバ調のカバー曲が、お風呂で聞くと、最高に気持ちいいですv
躰の周りで炭酸がしゅわしゅわ弾ける感じ?
気持ちが浮上しなくなると困るので、春先からバラードや悲しい曲を避けて流していたのですが、走りっぱなしじゃあ、いつか自分が破綻しちゃうよなぁと今夜は、自分に甘く甘く。
仕事バリバリ。やりたいこと(遊び)も、最低ラインを激しく超えたいよ!
こういう我が儘したいもんね!
リハビリに小話をば!
最近、やる気とパワーがダウンしているのでね!
どうにかせな!
たまたま借りたボサノバ調のカバー曲が、お風呂で聞くと、最高に気持ちいいですv
躰の周りで炭酸がしゅわしゅわ弾ける感じ?
気持ちが浮上しなくなると困るので、春先からバラードや悲しい曲を避けて流していたのですが、走りっぱなしじゃあ、いつか自分が破綻しちゃうよなぁと今夜は、自分に甘く甘く。
仕事バリバリ。やりたいこと(遊び)も、最低ラインを激しく超えたいよ!
こういう我が儘したいもんね!
リハビリに小話をば!
「愛と平和。あーもー最近そればっか」
新聞を机に叩きつけて、天井を向いて吼えた。
「そんなに綺麗なことが好きかよ此の野郎ー!」
「何だその叫び」
「げっ。いつからいたのゴウト」
「お前が、金閣寺を新聞の端で壊してしまって、しかめ面で読み始めた頃からかな」
鳴海からやや見えにくい棚の上に、ゴウトはいるようだった。
「うっわー、覗きだよ覗き。覗き料取るよ」
「ふん。その前に俺が立て替えてやった家賃を返せ」
「はっはっはっ。君と僕との仲じゃないか」
「阿呆だろお前」
面倒くさそうにゴウトは、欠伸をする。
斜光で淡い色を見せる毛並みの中で、唯一翠の眼だけが刺すように煌めく。
「愛と平和。結構なことだ。何が不満だ」
「不満? うーん何て云うのかな。若者って、もっとギラギラしてていいと思うんだけど、大人しい子が多いなと思って」
ちょっと変な顔をして「人によると思うが」ゴウトは、低く唸った。
「そういうのを口にできるのが偉いじゃないか」
「恥ずかしげもなくね」
「誰だったかな。本当のことは、恥ずかしいことが多いって云ったのは」
「それにしても、素直過ぎる奴が多いって。なんかこう。もうちょっとバラエティが欲しい訳よ。色んな種類をつまみ食いしたいって感じ」
「お前の恋愛論はさておき。めぼしい事件なのか。それは」
「学生さん達の討論会のお知らせ。集会場所がちょっと怪しいから叩けば何か出るかもよ」
顎をしゃくって半分閉じた新聞を指す。
「ただの飯の種か」
「あ~ら。悪魔が関わっていないとご不満?」
「美食家なんでね」
腹が減ったなとゴウトは扉を見る。
買い出しに行った美食家仲間は、まだ帰ってこない。
「あ~あ。高尚なテーマも、本能の前には形無しか」
冷めた珈琲を喉に流し込んだ鳴海に、ゴウトは悪戯っぽく笑った。
「愛と平和。それだって本能の一部かもしれないぜ」
「・・・・・・ごちそうさまです」
「悪食だな」
ぽいっと新聞紙を捨てて、鳴海は笑った。
「たまにはゲテモノも食べたいからね」
PR
この記事にコメントする