朝に萌を聞かば 夕に悶え記すとも可なり
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悪戯好きなら、そう云おう。
・・・・・・あんまり書けなくてしょんぼりですが、小ネタを下に置いておきます。
お菓子が欲しい日にタイミングよく、頼んでおいたカステラが届きました。
長崎カステラでございます。
五種類の味詰め合わせですぞ~! 職場のレディお勧めの清●堂さんです。
じわじわ食べますv
風邪の方は、残すところ鼻と喉だけでございます。
お見舞いを下さった素敵S様に御礼を言いに行かねば!
拍手をくださった皆様も、ありがとうございました!
・・・・・・あんまり書けなくてしょんぼりですが、小ネタを下に置いておきます。
お菓子が欲しい日にタイミングよく、頼んでおいたカステラが届きました。
長崎カステラでございます。
五種類の味詰め合わせですぞ~! 職場のレディお勧めの清●堂さんです。
じわじわ食べますv
風邪の方は、残すところ鼻と喉だけでございます。
お見舞いを下さった素敵S様に御礼を言いに行かねば!
拍手をくださった皆様も、ありがとうございました!
「トリック・オア・トリート!」
にこにこと両手を差し出す小さな悪魔達に、ライドウはセロファンにくるまれた可愛い菓子を渡してやる。
きゃっきゃとはしゃぎ回る悪魔の傍らで、今度は少女の姿をした三体の悪魔が、雷堂に群がる。
「とりっく!」「おあ!」「とりーと!」
「・・・・・・何の騒ぎだ」
考え事をしていた雷堂は、新しく差し出された手に視線を向ける。
「雷堂~知らないのかホ~」
ジャックランタンは、ケケケケと笑った。
「今日は、子供にお菓子をあげる日だホ! 『トリック・オア・トリート』と云ってきた子供には、お菓子をあげる日だホ!」
『トリック・オア・トリート!!!』
「・・・・・・貴様まで・・・・・・」
伸ばされた白い手指に呆れながらも、雷堂は胸の辺りを探った。
「一人一つずつだぞ」
『わーい!』
『ありがと、雷堂のお兄ちゃん!』
『次は鳴海だホ~!』
もじゃ毛目がけて、脱兎のごとく走り去る子供達。
「・・・・・・貴様は、とらないのか」
掌を重ねたまま動こうとしないライドウに、雷堂は一応声をかけた。
「ん~、できればトリックの方をしたいなぁと」
チャクラドロップは、僕も持っていますからね、と微笑む。
「トリートが菓子なら、トリックは何なのだ?」
「僕が貴方にすること、かな」
「・・・・・・悪戯か」
「正解」
「菓子はやるから、とっとと行け」
「厭です」
触れそうなほど、顔を近づけライドウは雷堂を縫い止める。
「スモールトリック・オア・ビッグトリック?」
「拒否したら?」
「犯します」
「・・・・・・」
「冗談ですって」
向けた銃口に、ライドウは素直に手をあげた。
「トリートを、ください」
「うむ」
「食べさせてください」
睨んでやったが、その美しい顔からは、撤回する気も引く気も伺えなかった。
暫く唸ってから、雷堂は、ドロップの端を綺麗な歯で挟んだ。
意図を察したもう一人の少年は、ちょっと笑って、甘い匂いのする唇には触れないように、差し出された菓子を受け取った。
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